コース概要

本コースは、主にScratchを始めとしたビジュアルプログラミングスクールなどを運営されている方、またこれから運営予定の方を対象に、次のステップとして、Pythonを用いた小中学生向けの本格的なプログラミングコースを新規開設していただくための支援を行うものです。

職業訓練事業で培ったノウハウを基に、Pythonプログラミングが未経験という方でもPythonの基礎文法と共に、小学校高学年~中学生を対象とした、算数・初等数学と深く関連付けられたプログラミング例題の構築法と解法を習得していただきます。

プログラミング教育産業の市場規模と今後の見通し

プログラミング教育産業は2020年現在120億円超の市場規模といわれていますが、プログラミング必修化の影響もあり、今後数年の内に2~3倍にまで市場規模を拡大すると見込まれています。このような中、Scratchを始めとするビジュアルプログラミングに主眼を置いたスクールが増加する一方、同時に事業者の淘汰も始まっていると言われています。実際、ビジュアルプログラミングの手軽さからコンピュータプログラミングへの深い理解のないまま参入し、指導や集客に行き詰まるケースも多く見受けられます。

本格プログラミング指導で他スクールとの差別化を!

プログラミング教育の本質的な目的は、目の前に立ちはだかる問題を仔細に分析し、知識と論理的思考に基づいて問題解決を行う能力を培うことではないでしょうか。ビジュアルプログラミングはまったくの初心者がプログラミングの一歩を踏み出すにはたいへん好適ですが、解決すべき問題の規模が大きくなればなるほど急激に煩雑で冗長になるという欠陥を抱えています。プログラミングとは、究極的には人間が「ラク」「横着」をするための行為ですから、問題の大きさに比例して爆発的に複雑さが増大してしまうのは本末転倒といえます。

子供とはいえども、抽象化能力の高いプログラミング言語によって、なるべく短くエレガントなコードで問題を解決できることが望ましいことは言うまでもありません。本コースでは、職業訓練事業で培ったプログラミング言語習得のノウハウと、小中学生への本格的プログラミング指導で培ったノウハウをご提供いたします。小中学生向けの本格プログラミングで他スクールとの差別化を図れるだけでなく、オープンソースソフトウェアであるPythonを用いることで、スクール運営のランニングコストを低く抑えることが可能です。開校・コース開設にあたり、ロイヤリティ等の追加費用は一切かかりません。

価格198,000円(税込)
入会金0円
教材費0円(市販テキストを購入していただく場合あり)
回数全4回(一回180分)
時間10:00~21:00(日曜日)
曜日毎月第1週から第4週の日曜日(年末年始やお盆期間は変更します)